ニースでほやに出会うーインポーターAnnaの記憶3

こちらの写真でも「フランスでほやが食べられているのがわかる

それ と出会ったのは・・・

ニースへ仕事終わってヴァカンスモード。マルシェの先、レストランの前には長くテントがあって。

気持ちいいし、開放的だし、天気もいいし。

ロゼを開けて、ツレと2本目に入った。貝の盛り合わせを注文。とにかく貝の名前までわからないから適当に注文していた。フレッシュで余計なことしない 時々リークを刻んでソースにした程度でレモンを絞って食べるのがいい。

ふた皿目で、オレンジ色で平たくつぶれた感じのものを発見。「確かEで始まる貝を頼んだよね・・・」

口に入れて

知っている・・

これは・・・

ほや!だあ。


日本のほやの方が水っぽくてフルーツみたい。あれを少し凝縮した感じ。小粒で見た目が全然違うので、全くそれとは最初はわからなかった。

口の記憶というのは本当にすごい。

そしてロゼは3本消えた。


後で調べてみたら。やはりほやの種類だったようだ。

地中海でも食べられているのね。


日本であれば、宮城産で、天然物の、ピンクがかったものがいい。

見た目がグロい感じがして、子供の頃は食べられなかった。

大人になってから地元のとれたてを根っこみたいなお尻をざっくり包丁で切って

お尻の先端にある三角の帽子のようなのをツルッと親指で出していただくと、本当にフレッシュで

磯とマンゴーのような感じで。

それをいただいてから大好きになった。

塩辛にしても美味しいね。

地中海は他にどんな食べ方なんだろう。次回は酔っぱらわず、しっかり他の調理も取材したいものだ。焼いても美味しかったはず。


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おりょう OwndBar

洒落程の解る方々のBarでありたい。 何者? 海外生活を経て 日本の文化を改めてリスペクト 。 懐石 茶の湯 歴史 着物…と進めると 元々大好きだったワインとあわせた「今様手すさび」懐石料理屋を 営む。 シガーからタウニーポートにご縁。全てにハマればハマるほど芋づるで興味果てしなく。 同時にその時次世代の鬱の多さに 今は幼児教育と英語を絡めたビジネス。 ロードバイクLoverでもある