ある意味地球にやさしいカルボナーラ

我が家では カルボナーラは最高に難しい料理の一つで私のコンプレックスの一つだ

テーブルにはまず パスタは熱々でなければいけない
玉子のソースは水っぽくなくパスタにリッチに絡み
カルボナーラの語源であるかまどの墨にちなみ黒胡椒はたっぷりと

まあ
黒胡椒は食卓で仕上げることができるが。

イタリアンレストランのように 
バターとクリームをたっぷり そしてリコッタあたりを正当にやり、完成度を追求する時期もあった。

どうしてか?

わかりし頃家で作っている間に電話が鳴り。
今なら絶対しないが電話を取ってしまった。しかも絶対きれない立場の相手で。
見事に卵はダマになり、家族に最悪の表現で罵倒された上にゴミ箱行きとなった。

ある時はダマをビビるあまりパシャパシャだったり
モタモタして見栄えはいいが冷たかったり。
多分料理人さんやお得意な人は大笑いですよね?
しかし 卵というやつは、火入れにレシピにないコツが必要で。それを身につけるには失敗の連続 と思ってる。そのくせマイスターに弟子入りしようともしないものぐさ。

それ以外にも身体的な課題もあって。
欧米食材用のタフな体質になく、脂肪分やコレステロールがため込む一方ときている。
つくづく和食仕様にできているらしい。
バター、クリーム、黄身 そしてチーズ 
それでは私は高血圧とその前にたっぷりな贅肉をご褒美にするだろう。家庭に無駄なくバターとクリームを使い切る食事を取るのは王道の美味しさを日本料理以外で追求するには身体が向いていない。

できるだて近づけるために大好きな白身はその日料理に使えない時もあった。
卵の白身は他の料理に使えばいいが。

できるだけ体に優しいコレステロール少なめのカルボナーラ しかも美味しく

牛乳とオリーブオイルでできないだろうか?
邪道だし、カルボナーラとは言い難い。
しかし卵全部を使って美味しく

今日は牛乳と白身をクリーム状になるまで泡立てる。黄身は後から直前に混ぜ合わせる。
そうしてやってみると。
若干スクランブルエッグ的な感じはあるが、
軽いテイストで美味しくいただける熱々パスタが出来上がった。スクランブルエッグ的な部分もパンに乗せて
成功なのか駄作なのか?お人の評価は分かれるだろうが。
ランチぴったりの新たなレシピだ

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おりょう OwndBar

洒落程の解る方々のBarでありたい。 何者? 海外生活を経て 日本の文化を改めてリスペクト 。 懐石 茶の湯 歴史 着物…と進めると 元々大好きだったワインとあわせた「今様手すさび」懐石料理屋を 営む。 シガーからタウニーポートにご縁。全てにハマればハマるほど芋づるで興味果てしなく。 同時にその時次世代の鬱の多さに 今は幼児教育と英語を絡めたビジネス。 ロードバイクLoverでもある