さかなを食べさせてくれる真っ当な定食屋2

カウンターの隅を選び 厨房が見える
よく見ると真ん中に大きな赤い漆喰のような長く大きなかまくらのようなものが見える。
おくど?
上をふたしてしまっていたが、あれは多分おくど。
ここスッキリ整頓したらなかなかのしつらえのはず。
刺身は注文の都度見計らって引いている。身が引き締まっていきがある。
切り身は小さいがそれで分かる。
ランチによくある いつさしみをひいたかわからないほど刺身の表面が乾いて正気を失うほどタッパーで保管する
効率としての作業(料理ではない)。
真っ当な定食屋ではそれはない。
真っ当な定食屋でないと魚は頂かないことにしている。悲しくなるから。

自らの仕事にプライドを持って食材をリスペクトしているなら、効率は厨房内のシステムや自分の中のスキルを上げればよくそれにはさほど経費はかからず、むしろ活気がみなぎり繁盛し利益率も上がりはず。
うう
今日はビジネスっぽくなってしまった。
こだわりすぎてはいけないけれど、
作業にしてわざわざ貶めることはないのに、とおもう。

ああ
きょうはこざかしいこと言いました。

ただお代をかけて 楽しくいただくなら
そして真っ当なものを のポイントは
千切りや
刺身のツマや
ちょっとしたところにも
店の心意気が感じられるなら
そこは真っ当な定食屋に違いない

上っ面だけのコンセプトだけ大仰でなく

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おりょう OwndBar

洒落程の解る方々のBarでありたい。 何者? 海外生活を経て 日本の文化を改めてリスペクト 。 懐石 茶の湯 歴史 着物…と進めると 元々大好きだったワインとあわせた「今様手すさび」懐石料理屋を 営む。 シガーからタウニーポートにご縁。全てにハマればハマるほど芋づるで興味果てしなく。 同時にその時次世代の鬱の多さに 今は幼児教育と英語を絡めたビジネス。 ロードバイクLoverでもある