子供たちの食を栄養摂るだけのものにはしない

昔印象に残った番組があった
小学校の前で子供たちにリポート
「昨夜の夕ご飯はなんだった?」
答えられた子もいた中で結構の数で覚えてない子がいた。
印象に残らない夕食時間だったということ。
小学生で孤食もあるという。
確かにうちの本家でも商売があったから、思い思い用意されたものを食べると聞いた。
うちでは少なくとも母姉と平日はわいわい時に怒られたとしても一緒だったし、週末の晩御飯には早々に晩酌する父親もいて。
つまみの用意をいいつかったこともあり、ご褒美にビールの泡を舐めさせてもらったもの。
いつも楽しかった。

出来合いでもいい家族がまず食卓を囲むこと
今日の話や本の話やいいことも嫌なことも話して時に議論して
家庭の躾や楽しく食べた時間がその後の大人への栄養になる。
そして下手でもいい
何かを伝えようとこさえてくれた想いが人を人たらしめると信じている。
次に食材
元気に育った野菜の青さもうまさ苦味さえも
味蕾に大きく影響しその重なりあった味覚が知を育む
骨を口で用心したり
硬くて大きいものをよくよく噛むことも脳に刺激を与えるという。
ふわふわ 甘甘だけでなく ましてや野菜を誤飲して詰まらせないなどと大人の責任転嫁でごみみたいに細かく全て刻んだドロドロの食事を幼少期に与える危険
大事な情操の育つ時期にえさのように腹を満たすだけの食事がいい訳がない。
そりゃあ誤飲で詰まらせてしまっては責任重大
ならばよく噛むことを教えればいい
一緒に食べながら
そして大好きな人がさも美味しそうに食べていたら、子供達も興味を持って美味しくいただくことでしょう。試しに口に運ぶことでしょう。
食事を作業にしてはいけない。
贅沢でなくていい
ただ楽しく美味しく食卓を囲むこと
美味しそうに様子を調えてちゃんとした器に盛りいただくのがいい。
それこそが一番の食育なのだから


0コメント

  • 1000 / 1000

おりょう OwndBar

洒落程の解る方々のBarでありたい。 何者? 海外生活を経て 日本の文化を改めてリスペクト 。 懐石 茶の湯 歴史 着物…と進めると 元々大好きだったワインとあわせた「今様手すさび」懐石料理屋を 営む。 シガーからタウニーポートにご縁。全てにハマればハマるほど芋づるで興味果てしなく。 同時にその時次世代の鬱の多さに 今は幼児教育と英語を絡めたビジネス。 ロードバイクLoverでもある