ハンバーガーといえばポパイ the sailor man

今やグルメバーガー全盛
ポパイをTVで見て山盛りハンバーガーをほうばる御仁に 「してこのハンバーガー」勝手に想像の味を口腔に描いてた子供の私
その味を微塵にも砕きその後強烈に取って代わってしまったのが銀座の歩行者天国でMマークのハンバーガー
しかし面白いことにM‘sのケチャップとピクルスとボソボソのパテとそれに合わせて歯切れのいいもっそりしたバンズの味に加えて私の口の中に広がる想像の味わいに生のほうれん草かクレソンかルッコラの風味と感触がなぜか加わる。ポパイのそれにはたしかにレタスのようなひらひらがあるからか。
これは決してグルメバーガーのようなリッチでゴージャスな肉肉しい味わいはない。

私の口の記憶がグルメバーガーを食するたびに違うという。ノスタルジーか貧乏性か。
しかし時として美味しいにはそうしたノスタルジーが不可欠だったりする。
母が作った爆弾おにぎりが一番だったり、駄菓子屋のもんじゃがこなと出汁だけでも「やっぱりこれだ!」と譲れないように。

いつか口の記憶を再現しようと思う。

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おりょう OwndBar

洒落程の解る方々のBarでありたい。 何者? 海外生活を経て 日本の文化を改めてリスペクト 。 懐石 茶の湯 歴史 着物…と進めると 元々大好きだったワインとあわせた「今様手すさび」懐石料理屋を 営む。 シガーからタウニーポートにご縁。全てにハマればハマるほど芋づるで興味果てしなく。 同時にその時次世代の鬱の多さに 今は幼児教育と英語を絡めたビジネス。 ロードバイクLoverでもある