信州の幻の豚のお話ー美味しいをヘルシーに8

偶然にご紹介いただいた。

「一度食べ比べてほしいと」蒸し豚にして驚く。

それはご存知の方も多いでしょう、千代幻豚。

日本の元々主流だった中ヨークシャー。その種を母とし (中ヨークシャー×大ヨークシャー)ディロック種を父にして掛け合わせているという。

やがて続かなくなるとおっしゃっていらした。

子供の頃(今も本当は)肉類が食べれなくて。口に入れ鼻に抜ける香りがダメだった。

特に脂身が苦手で。ロースのトンカツが食べられなかった。

ロースなどの赤みの火が入って固くなる感じも苦手で。色々試したがどの地域の豚でもここは同じだった。好きな方にはそれはそれでたまらないのだが。

そのイメージで蒸し器のバットを取り出し、いただいてみた。

まず脂が違う。甘く綺麗な香り。そして肉の繊維。いつものぎゅっと固まる感じがない。

表現はおかしいかもしれないけれど、繊維が横?縦?にほろりとほぐれる。繊維がまさに別物だった。

それからお気に入りになった。しかし一頭買はできなくて、今は引っ越してしまって伺っていないのだが恵比寿にいた頃

ピーコックさんに週に一度入荷するということで入荷日を聞いて購入したものだった。

岡本農場さんのあの豚は食材を活かすシンプルな料理の時に登場させる豚です。

掛け合わせているうちに生産できなくなるのでしょうか?いつまでも大事に育ててほしい。

これからも楽しみにしています。

HPより


0コメント

  • 1000 / 1000

おりょう OwndBar

洒落程の解る方々のBarでありたい。 何者? 海外生活を経て 日本の文化を改めてリスペクト 。 懐石 茶の湯 歴史 着物…と進めると 元々大好きだったワインとあわせた「今様手すさび」懐石料理屋を 営む。 シガーからタウニーポートにご縁。全てにハマればハマるほど芋づるで興味果てしなく。 同時にその時次世代の鬱の多さに 今は幼児教育と英語を絡めたビジネス。 ロードバイクLoverでもある