寿司詰め

今やコロナ禍 朝の通勤電車は この様子が少なくなってはいますね。結構ドア近くは満員ではありますが。「寿司詰め」


この語源は寿司の折の様子。ぎゅぎゅうに詰めないと崩れないどころか、寿司が悪くなってしまうからで、ぎちぎちに詰めることで持ち帰っても悪くなりにくいのだそう。

なので檻の蓋は寿司の場合「かぶせ」ではなくぴっちりできる薄い一枚板。

間に入っている笹の葉も、笹の葉は腐りどめ。

昔の人の知恵だった。

お弁当は 経木に握り飯も、梅干しも、彩りや「映え」だけでなく。作る人の持って出かける あるいは持っていく先の相手を思いやりながら、あれやこれやと食べる場所の状況まで思いやりながら

作ってくれている。

日本語には「こさえる」とか「様子を整える」という言葉があって。 そこに特にお弁当にはそんな優しい響きがこもっていて。

この言葉が好きなのである。


寿司のおりというと

もう一つ思い出してしまうのが。そんな心意気で詰めてくれたろう土産の鮨詰めを

酔っ払いの父親の手から渡されたのは 振り回し電車で潰し?ぺったんこで寿司の煎餅だった。

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おりょう OwndBar

洒落程の解る方々のBarでありたい。 何者? 海外生活を経て 日本の文化を改めてリスペクト 。 懐石 茶の湯 歴史 着物…と進めると 元々大好きだったワインとあわせた「今様手すさび」懐石料理屋を 営む。 シガーからタウニーポートにご縁。全てにハマればハマるほど芋づるで興味果てしなく。 同時にその時次世代の鬱の多さに 今は幼児教育と英語を絡めたビジネス。 ロードバイクLoverでもある