酒飲みの口

昔 大人としての粋な遊び方を知るお客様が、女の子の新人料理人に「男くちを知らなあかんよ」と教えてくれた。
はいはい! 女性蔑視でもなんでもない この意味は料理人として彼女を本気で思っていってくれている。
要は 酒を好む通の口を研究しなくてはいけないよ、自分の美味しいではないよ
ということを教えてくれていた。
こういうお客様が贔屓にしてくれたのは本当に言葉に言い尽くせないほど感謝と
何にも変え難い冥利に尽きる。
画像と離れてしまいました。

昔 酒飲みの父は「酒が不味くなる」とほんのちょっとの軽いつまみ以外はつままず晩酌。 ゆっくり楽しんだ後 「飯にするか」とおもむろに言ってくるものでした。
今になってわかります。 はらわたに染みるんですよね。

つまみとなるものは 通になり切れずしっかりいただいてしまいますが
ご飯や麺は一緒には出来なくて。
特に夜はがつっとはいけない。
ひとしきり酒を楽しんでから締め。

今日は鶏フォー。レモングラスなかったからレモンしっかり。
パクチーは昭和の男くちは好まないかしらね笑

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おりょう OwndBar

洒落程の解る方々のBarでありたい。 何者? 海外生活を経て 日本の文化を改めてリスペクト 。 懐石 茶の湯 歴史 着物…と進めると 元々大好きだったワインとあわせた「今様手すさび」懐石料理屋を 営む。 シガーからタウニーポートにご縁。全てにハマればハマるほど芋づるで興味果てしなく。 同時にその時次世代の鬱の多さに 今は幼児教育と英語を絡めたビジネス。 ロードバイクLoverでもある