塩引鮭からご家庭焼き鮭豆アイデアまで

写真村上の塩引鮭です。
塩引と荒巻きの違いは
塩引は塩水に浸けてから寒ざらしにするが、荒巻きは粗塩を直接揉み込む。
塩引は身まできっちり「かれる」なのできしきしと身を噛み締めると旨味がじわり滲み出る。ふっくらした鮭の身の感じはない。別物。だから絶対日持ちもしたでしょうし、味わいも深い。
ただし!
すごい塩気。
塩分控えめ健康嗜好の昨今
一口だけでも強烈です。びっくりするくらい。
でもねえ。魚の皮好きの私にとって
焼いた皮が最高に美味しい。
黄金色した皮がパリッとして、なんともいい香りで香ばしい。

でね。
塩鮭の切り身は中辛を買って。
もし甘口だったとしても、皮に塩を振ってしばらくおき、キッチンペーパーで出た水をとってから焼こう。
一段美味しくなるはず。余計なにおいが取れる。
鮭はあぶら焼を冷蔵庫保存でしてくる。魚が悪いんじゃないし本来魚はすぐ食べれば臭みなんてない。でも塩引ほど保存用に徹してない塩鮭保存の間にそういうこともある。
なのでちょっとした工夫を。

どんどん温暖化で日本の川に鮭が戻りにくくなっているそう。
以前も書いたように稚魚に一生懸命泳ぎのトレーニングしてまで日本の水産も頑張ってくれていると言うけれど。

いつか日本で採れた鮭からの寒ざらしはなくなってしまうのかなあ。
焼き鮭に海苔に白いご飯の朝食は幻となる前に彼方さんにお迎えいただきたいもんですね。

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おりょう OwndBar

洒落程の解る方々のBarでありたい。 何者? 海外生活を経て 日本の文化を改めてリスペクト 。 懐石 茶の湯 歴史 着物…と進めると 元々大好きだったワインとあわせた「今様手すさび」懐石料理屋を 営む。 シガーからタウニーポートにご縁。全てにハマればハマるほど芋づるで興味果てしなく。 同時にその時次世代の鬱の多さに 今は幼児教育と英語を絡めたビジネス。 ロードバイクLoverでもある