物心つく頃から母に連れられて 林の中や土手を歩いた。
この頃になると思い出すのは
春の七草もそうだけれど
蓬の草餅作り
蓬そのものは当たり前で。産毛のある柔らかそうな所だけ摘む
だから葉が育ってしまうほど温かくなってしまうと草餅は作れない。
今でも少しグレーがかった産毛の新芽 見分けがつくもの。
本当に3つ児の魂ってよく言ったものね。3歳までに身につけたものは一生潜在的に染み付いているもの。
今はスリコギではなく蒸した蓬はフードプロセッサーか。
でも 床にぺたんと座り小さな両足ですり鉢を支えてすったあの方法が懐かしい。今年はそのタイミングを逃したけれど。
仕事の量が調整できる様になったら、ラボで作りたいと思う。なつかしの母の草餅
前に忍野の皮のほとりを歩いていてみつけているから場所は大丈夫。
大きなすり鉢 また買わないとな。
そうそう見分ける といえば。小さな頃から野菜の美味しいがみてわかるのも母のおかげか。
まあ大抵の人はきっとわかるんだろうけれどね。 甘みや苦味 味の濃さもなんとなくみていてわかる。みかんとかもこんな味こんな酸味と房の雑っぽさも皮の段階でなんとなくわかる。これもまた3つ児の魂のなせる技。
でもね
都会でそれにこだわるとまあ、お値段がいいのよね笑
山中湖は土地が痩せていて(火山灰のせい?)野菜は育ちにくいと伺った。どんな野菜に向いているのだろうね?
別にビーガンではないけれど。子供の時に肉と魚が苦手で。タンパク質は唯一食べられたしらすの釜揚げをご飯にかけたものくらい。卵と豆とバターと牛乳で摂っていたタンパク質。
今もそれがあればいいかも。
食事も3つ児の魂に戻りつつあるのかも。なので 今社会が憂えている食材の絶滅もあまり影響は少ない人かも個人的には。
あ 塩鮭は困るかな?
季節感も少なく、自然のおいしさや見分ける力をつける対象が減ってしまった現代だけど。だからこそこれからの3歳までに伝えてあげたいものがたくさんあるね。
現代なりに
おりょう OwndBar
洒落程の解る方々のBarでありたい。 何者? 海外生活を経て 日本の文化を改めてリスペクト 。 懐石 茶の湯 歴史 着物…と進めると 元々大好きだったワインとあわせた「今様手すさび」懐石料理屋を 営む。 シガーからタウニーポートにご縁。全てにハマればハマるほど芋づるで興味果てしなく。 同時にその時次世代の鬱の多さに 今は幼児教育と英語を絡めたビジネス。 ロードバイクLoverでもある
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