自然な姿でそっと咲く

このなんとも雑な感じで

冬にいつの間にやら絡んで根付いた雑草を抜き、それでもこの花実は根を蔦のように土の中で張り巡らしているので。適当に残しておいた。
鉢植えとして買った8年ほど前は、茎もある程度太くまっすぐに伸びて印象が全く違ったのだけど。
長く2年近く赴任していた夏に一度駄目にしてしまったと思っていたら。
こんな自然な野の花のように毎年懲りずに咲いてくれる。今年は例年より花が増えている。土や根に余裕を持たせたせいか?
人が売るために「ばえる」ゴージャスな存在感の花や
プランターにお決まりの「ございます」な花たちよりも
こうして野にあるように野のように
咲く風情が好みで。
誰もがガーデニングというと
イギリスやアメリカのガーデニストの庭園の本当の自然のように広さもワイルドなスケールもなく、
日本の里山で牧歌的に過ごす生活にはまだシフトは切れない俗世のミッションがあると
せめて2間ほどのベランダでも
のに咲くような風情が欲しいもので。
こうして飄々と本来の様で咲くのがいいもの。
なんにしても 
ようやくありたいように さもしっくりと何事も風情が生きる様と馴染んできたもので。

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おりょう OwndBar

洒落程の解る方々のBarでありたい。 何者? 海外生活を経て 日本の文化を改めてリスペクト 。 懐石 茶の湯 歴史 着物…と進めると 元々大好きだったワインとあわせた「今様手すさび」懐石料理屋を 営む。 シガーからタウニーポートにご縁。全てにハマればハマるほど芋づるで興味果てしなく。 同時にその時次世代の鬱の多さに 今は幼児教育と英語を絡めたビジネス。 ロードバイクLoverでもある