サイドディッシュが次の料理に続くー ヘルシーを美味しいへ

前回の手延そうめんレシピに「キーマカレー」が出ていて。
 
ふむふむ
レトルトにちょっと手を加えたらこの当たり前のレシピも日曜のブランチにいいかも。
…ってわけで できるだけ個性の少なそうなレトルトを選んで買っておいた。

この「できるだけ個性の少なそうな」ってポイント。だってそうめんでドライカレーうどんのようにアレンジするなら、カレーのスパイスがガンガン強調しなくても良いかなと。
ただ
この手延そうめん ツルツルぷりぷりで存在感が強いから、その麺に絡む と言った感じで多分麺が主役になるかと思うから。
たとえ雑穀の個性のあるご飯でも、ご飯でいただくキーマはカレーが主役に思えるけど。そして雑穀の表情が一つのスパイスになっているよね。
というふうに合わせる組み合わせをほっぺにある脳でそれぞれのイメージを重ねていきながら確かめる。

さて 一品で済ますのはそっけない食事でしょ?
でもブランチ品数を並べる気もせず。
サイドに食感の存在感ある野菜をごろっとコンソメで炊いて。
これに最後に半熟玉子絡めてもいい。

ごろっと野菜と炊いたコンソメのスープ。塩気を強くしている。
そうだ!インゲン、ニンジン、ブロッコリー
この残りとコンソメをジュレにして。
クックオーヴァン(鶏のワイン煮込み) とか
シンプルにパテと合わせるのにいいね。

料理って例え一人でも、多めに作ることになる でしょ?
下拵えのスープだってもったいなくて。
次の料理に変化させたいね。
プロセッサーでスープと野菜でガーってやってポタージュにしてしまうのもいい。
この残った料理を あれこれと次へと思いつくのも面白いもの。

味覚の経験も少なくレシピにイメージを持てない頃は作る料理のために買い物で揃えて、脈だくなく作っては、なんとはなく素っ気なく感じるものだった気がする。
それはその料理を作ることがメインで、天気や空気を感じながら素材を主役にしてこれをどう あれこれ美味しく頂こうかと思うことが料理なんだなと
いい歳になってようやく腑に落ちる。

頭で知ってはいたけれど、そして無意識にしていた頃も過ぎて。
理をはかる(料)とはよく言ったもの。
そうして料理から料理へ 楽しい連想は続く。


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おりょう OwndBar

洒落程の解る方々のBarでありたい。 何者? 海外生活を経て 日本の文化を改めてリスペクト 。 懐石 茶の湯 歴史 着物…と進めると 元々大好きだったワインとあわせた「今様手すさび」懐石料理屋を 営む。 シガーからタウニーポートにご縁。全てにハマればハマるほど芋づるで興味果てしなく。 同時にその時次世代の鬱の多さに 今は幼児教育と英語を絡めたビジネス。 ロードバイクLoverでもある