cigar 1ー魅惑の香り

cohiba esplendidos

それは昔 若かりし頃

負けず嫌いの私はたばこは吸わない癖に 興味を持ったことには徹底的に知りたい。楽しんでね。


いくつかのエピソードが虜にした引金になっている

祖父の古希のお祝いで古いホテルのマネージャーさんが 飲んでいたブランデーをシガーにふくませ炙ってくれて提供してくれた。それは儀式のようで。

それをみたのが最初のきっかけだったろう。cigarが惚れたのは。

次に

頼まれて出張中のNY。 45thのブロックの角にあるナットシャーマンへ

ヒューミドールを選んだ。

うす暗い店内は1Fと2Fがあって。 風格ある家具とショーケース

1階の奥には 革張りの椅子に仕立てのいいスーツ姿の御仁がテイスティング?嗜んでいた。

あの頃すでにタバコを吸うならビルの外に出なければいけなかったNY

至福の時であったに違いなく。

2階は巻きの仕事場がガラスの向こうにあって。その階にヒューミドールがあった。シンプルでガラスなどのショーケースっぽい物は選ばず、渋めのものを選んだ。

そういえば日本人の女性がいらして、日本語で何かありますか?と声をかけてくれた。

なんだかNYセレブになった気分だったのを覚えている。その時のシガーマガジンの表紙は デミームーアだったな、かっこよかった。

アメリカはキューバと国交がなかったから 出張ではメジャーなものしかないものの、空港のDuty Freeでかったりもしたが。本格的に徹底的にのめり込むようになってからは

ネットで購入するようになった。

ただ。キューバから格安で購入したものは、ヒューミドールでそだててからでないと カサカサで可哀想なことになってしまう 数カ月から1年以上ゆっくり構えないと。

とはいえ・・・試したいでしょ?

香港で一本づつ購入してみた。

これはすごかった。管理がさいこう。きちんとジップロックで空輸で到着

特にパルダガスのショートとコヒバ エスペシャル。エスペシャルに至ってはまさにハチミツのようなうっとりとする味わいだった。今でも口の中が覚えているからすごい。

そんな魅力的なはじまりだった。

さて

そろそろ週末の陽が傾く時間

この暑さと湿度は人間には最低だけど cigarには最高の環境

今年は成長が速いかもしれない。        

     

                        つぎは「購入したら」に続く

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おりょう OwndBar

洒落程の解る方々のBarでありたい。 何者? 海外生活を経て 日本の文化を改めてリスペクト 。 懐石 茶の湯 歴史 着物…と進めると 元々大好きだったワインとあわせた「今様手すさび」懐石料理屋を 営む。 シガーからタウニーポートにご縁。全てにハマればハマるほど芋づるで興味果てしなく。 同時にその時次世代の鬱の多さに 今は幼児教育と英語を絡めたビジネス。 ロードバイクLoverでもある